空いている駐車場の収益化を図るソリューション 株式会社アズーム 取締役 営業本部長 髙橋 祐二

ITによる不動産活用を提唱する株式会社アズームから、駐車場活用プランを紹介。なかでも、空いている駐車場を一括借り上げで収益化する『駐車場サブリース』と自宅の駐車場で副収入を得る『おうちdeパーキング』は、遊休スペースを手軽に有効活用できるサービスだ。ウェブを使ってどのように空いている駐車場の収益化を図れるのか。今回はこの『駐車場サブリース』や『おうちdeパーキング』を提供する株式会社アズーム 取締役 営業本部長の髙橋祐二氏に話を伺った。


CarParking駐車場サブリースサービスサイト
https://carparking.jp/sublease/

駐車場サブリースを始めたきっかけ

当社は駐車場を探す『Car Parkig(カーパーキング)』というサイトを事業の主軸として起業しました。当時は月極の空き駐車場を探すとなると、不動産業者様を訪問したり、「月極駐車場募集」のような看板を探してみたりという方法が大半だったんですね。それがスマートフォンの普及もあって、インターネットで探される方が増えてきたため、それに合わせてウェブサービスの取り組みを始めたんです。

借り手様と貸し手様をつないでいくという形で、月間の成約数も順調に伸びていき、駐車場の稼働率もどんどん上がっていきました。ただ、あるとき、オーナー様から「複数台の空きを抱えているので、まとめて賃料保証をしてもらえないか」という打診をいただき、サブリースのサービスを始めたという経緯です。


駐車場サブリースの事業開始の経緯について語る髙橋祐二氏

安定した賃料収入が魅力の駐車場サブリース

サブリースは、当社がオーナー様から駐車場をまとめて借り上げて、毎月一定額の賃料をお支払いするサービスです。

オーナー様は稼働率を気にすることなく、つねに安定した収益を得られるというのがいちばんのメリットとなります。逆にデメリットとしては、当社が駐車場運営をさせていただく分、オーナー様が借り手様と直接契約される場合と比べて期待収益が下がってしまう点です。当社がオーナー様にお支払いする保証料は、おおむね賃料の60~70%くらいとなります。

ただ、われわれとしてはサブリースはあくまでも暫定的な保証という位置づけで、最終的にはオーナー様が直接契約して満車稼働させる状態をゴールと考えております。サブリース中でも駐車場の募集を続けていただいても構いませんし、もし借り手様が見つかればいつでもサブリースを中止することも可能です。当社が提供するサービスは、駐車場が空いている間だけサブリースで保証を入れる、という流動的なサービスとお考えください。

駐車場サブリースはどんな人におすすめ?

当社が提供する駐車場サブリースを、今最もご利用いただいているのが、分譲マンションの管理組合様です。

最近は車離れや、車両の大型化で機械式駐車場に入らないといった理由から、住人の方だけでは駐車場が埋まらないケースもあり、その空き車室対策としてサブリースをご利用いただいています。

「自分たちで駐車場を外部に貸そう」と思ったら、「誰がどうやってやるのか」、「トラブルなど起きたら、誰の責任になるのか」、「お客様のクレーム対応はどうするのか」など、マンション管理会社ではノウハウも少なく、駐車場運営を請け負うのが少し難しい。そういったときにサブリースというサービスが力を発揮するんですね。

当社のサブリースは、『Car Parking』というウェブ媒体で集客を行なっていることがひとつの強みです。さらに、周辺の相場を把握できていることで、正確な賃料をお出しできるという点も強みとして挙げられるかと思います。

駐車場というのは非常に解約が多い物件でして、何百物件も抱えているとどこかで1~2台空いて、また別のところで1~2台空いて……と、すぐに空きが発生します。そういったときに、ウェブ媒体だと速やかに対応できるのが当社の強みと考えております。

自宅の空き駐車場を貸し出す『おうちdeパーキング』

『おうちdeパーキング』は、戸建てのオーナー様が使われていないご自宅の駐車場を貸し出す、シェアリング・エコノミーサービスとして、先ごろ提供させていただきました。

『おうちdeパーキング』は、さまざまな事情でお車を手放されるなどして、ご自宅の駐車スペースに空きがある方に向けたサービスとなります。そうした駐車場を他のお客様に貸し出し、副収入を得られるのが大きなメリットです。知らない方に自宅の駐車場を貸し出すのは不安というご意見もいただきますが、貸し出すお客様は当社で事前にしっかり審査し、外部機関での与信チェックなども経たうえで貸し出しを行なっていますので、十分にご安心はいただけると考えております。また、『おうちdeパーキング』を始めてみたけど、「それでもやはり不安だ」といった場合、いつでも貸し出しを中止することができますので、期間を限定してご利用いただくことも可能です。


「おうちdeパーキング」サービスサイト
https://carparking.jp/sublease/house/

『おうちdeパーキング』の実際

シェアリング・エコノミーと言うと日貸しのサービスが一般的ですが、当社では月極のサービスを提供させていただいているのが特徴です。日貸しの場合、近くに商業施設やスポーツ競技場などがあれば集客数も伸びやすいのですが、普通の住宅街ではそこまでの需要は見込めません。むしろ月極駐車場のニーズが多く、駐車場のない集合住宅にお住まいの方や、セカンドカーの購入で駐車場が必要になるといったケースも多く見受けられます。また、日貸しと違って、利用されるお客様が決まっているため、オーナー様としても安心して貸すことができる点もメリットだと思います。

『おうちdeパーキング』は、戸建て向けのサービスということで、現在は、郊外の方に多く利用いただいています。とくに近隣に駐車場の少ないエリアはニーズも高く、ご契約いただいているオーナー様はほぼフル稼働の状態です。なお、収益は売り上げ連動性ですので、賃料の高いエリアほどオーナー様への還元も多くなり、都心部のほうがより高い収益を得られます。都心部は機械式の駐車場が多く、サイズ制限から外国車やSUV車などが入庫できないことも多いため、平面の駐車場はとても希少価値が高いです。そのような駐車場の空きをお持ちでしたら、高い収益を期待できるかと思います。

「IT×不動産→収益の最大化」の目指すもの

不動産業界はITという点では遅れ気味でして、やはり不動産は高価格の取引ですから直接会って話を聞くという傾向がまだまだ根強い状況です。相場についても一般の方には分かりづらいですし、他の業種と比べても透明性に欠けています。そこがIT化によって透明性が高くなれば、一般のお客様にもより広くご理解いただき、興味を持ってもらえるのではないかと思っています。

当社は現在、駐車場のサービスに特化していますが、ほかの不動産も手掛けるべく、屋外広告の仲介サービスも始めています。壁面や自動販売機の側面など遊休スペースをどれだけ収益化できるかという点にとくに着目しており、今後もアイデア勝負で色々なことに挑戦していくつもりです。


髙橋 崇晃 専務取締役 管理本部長(写真右)
髙橋 祐二 取締役 営業本部長(写真左)

お問い合わせ先

株式会社アズーム
https://azoom.jp/
お問い合わせは、フォームで。

https://azoom.jp/contact/

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