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第105話 貯金とインフレリスクについて考えた

(写真= Michael Wick/Shutterstock.com)

前回:不動産小口化商品を選ぶポイントについていろいろ教えてもらったことで、自分なりに選ぶ基準を整理することができた。

第104話はこちら→

目次[非表示]

  1. 1.■ 自分の現在地を知るのは大事
  2. 2.■物価が上昇すると資産は目減りする


■ 自分の現在地を知るのは大事

「日本はこれから人口が減っていくので、将来どうなるか分からない」など、メディアは強めの言葉であおっている。そもそも投資を始めようと決意したのは漠然と将来に不安を感じていたときに、オオタ部長やニシカワ先輩から「若いうちからきちんと備えておけば大丈夫だ!」とアドバイスをもらったのがきっかけだった。


自分がもらえる年金見込額は、日本年金機構の「ねんきんネット」や毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」で調べることが出来るらしい。そういえば、「ねんきん定期便」って見たことあるぞ! ……開いたことないけど(おい)。


「ねんきん定期便」は現時点での見込み年金額しかわからないようなので、「ねんきんネット」で試算してみると、このまま会社員として働き続け、独身だった場合、月額約14万円となった。毎月14万円って、持ち家でもないとちょっと生活が苦しそうな気もするけど……?やっぱり老後資金はある程度は自分で準備を進めておいた方がよさそうだ。


■物価が上昇すると資産は目減りする

(写真= VectorMine/Shutterstock.com)

冷静に計算してみよう。今から35年で仮に2000万円の貯金を作るとしたら、1年あたり60万円ずつ貯金すればいいってことになる。毎月5万と考えるとキツイけど、幸いボーナスもあるから、それほど難しい話ではないような気もしてきた。だったら、投資ではなくて、貯金でもいいんじゃないかしら?


「お昼休みなのに、さっきから何を一所懸命計算しているんだい?」

電卓でいろいろ計算してると、フクダ課長に話しかけられた。


「今後のことを考えて、毎年どれくらい貯金したらいいのかと思いまして」


「老後資金のことだね。若いのにしっかりしてるなぁ」


「いえ、先輩方にいろいろ教えていただいたおかげですよ。自分だけだったらまったく何も考えていない自信があります!(笑)」


「そうかもね(笑)。それで、どうなんだい? 目処はたったのかい?」


「はい! 毎年60万円貯金で2000万円以上貯まることがわかりました」


「えーと……それってインフレは考慮してないよね?」


「インフレ?」


「そう。物価が上昇する可能性があるから、実質の資産は目減りしていくよ。たとえば、今ペットボトル1本150円だけど、これが将来300円になる可能性もある。そうなると、2000万円貯めても実質的な価値は1000万円にしかならないんだよ」


「あ、思い出しました! “インフレリスク”ってやつですよね? ニシカワ先輩に教えてもらった気がします」


「そうそう。だから貯金だけでは危険なんだ。インフレリスクに対応できる資産や金融商品に分散しておかないとね。低金利だからタンス預金って人も多いみたいだけど、運用して増やさないと、いざインフレになったときに後悔すると思うんだよね。個人的な意見だけどさ……」


「なるほど、ただ貯金しておくだけじゃダメってことですね。やっぱり投資は必要なんだなぁ」


「そう思うよ。これからは自分の老後のために投資して蓄えておくことが当たり前の時代になっていくんじゃないかな? そのためにも正しい金融や投資の知識は欠かせない。しっかり勉強しないとね!」


フクダ課長は掴みどころのない人だけど、金融の知識はさすがだ。今度はインフレリスクに対応できる資産や金融商品にどんなものがあるのか調べてみよう!


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