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第92話 投資信託についてしっかり調べる!

(写真= kenary820/Shutterstock.com)

前回:分散投資について調べていくなかで、投資信託・ETF・リートという金融商品のことを知り、あらためて学ぶことにした。

投資始めました第91話はこちら→

目次[非表示]

  1. 1.リスクの分散ができる投資信託
  2. 2.購入時手数料がかからない「ノーロード」
  3. 3.ファンドの運用方法で異なる信託報酬
      1. 3.0.1.インデックスファンド
      2. 3.0.2.アクティブファンド
  4. 4.運用方法とコストをチェック!


リスクの分散ができる投資信託

投資信託については、ニシカワ先輩に教えてもらったことがある。信託というのは、「信用して託す」ということ。つまり、ファンド会社などにお金を預けて運用のプロに任せる金融商品だ。投資信託は、複数の銘柄に資金を分けて投資をすることになるので、リスクの分散ができるのが大きな特徴だ。


投資先は、国内外の株式、債券、不動産など多種多様で、個人投資家には難しい発展途上国の株式や債券などにも投資することができる。また、フクダ課長によれば、すべての組み合わせにバランスよく投資する「バランスファンド」というものもあるそうだ。これなら、自分のような資金や知識が乏しい場合でも、かんたんに分散投資を実行できるというメリットがある。


そもそも、投資の素人があれこれ考えて投資先を取捨選択して売買するよりも、プロに運用を任せた方が、利益がでやすい気もするので、これもメリットといえるだろう。


こう考えると、良いことばかりに思えるが、デメリットはないのだろうか?


購入時手数料がかからない「ノーロード」

(写真= pr_camera/Shutterstock.com)


自分なりに考えてみて、デメリットとして一番に思いついたのは手数料だ。調べてみると、投資信託には、購入時に必要な「購入手数料」と投資信託を保有している間に払う「信託報酬」があることがわかった。


購入手数料は、証券会社や銀行などから投資信託を購入する際に支払う手数料で、各販売会社のホームページを見ているとだいたい購入金額の1~3%程度が多い印象だ。株式も購入手数料がかかる場合が多いが、投資信託の方が比較的高く、これが証券会社や銀行の利益になる。会社によっては「販売手数料」と呼ぶこともあるが内容は同じ。また、同じ投資信託でも販売会社によって購入手数料は異なるので、ここはしっかり調べたい。


もし、手数料を払うのがもったいないと考えるなら、購入手数料が一切かからない「ノーロード投資信託」というのもある。ネット証券を中心に販売されていて、手数料がかからないので人気があるようだ。しかし、「ノーロード投資信託」は信託報酬が高い場合があるので、一概にいいとは言い切れない。


ファンドの運用方法で異なる信託報酬

(写真= OpturaDesign/Shutterstock.com)


そして「信託報酬」は、投資信託を管理・運用してもらうための経費。報酬は年率で決まっていて、こちらもファンドを調べてみるとだいたい信託財産総額の0.3~2%程度が多い印象だ。最近は「運用管理費用」と表記する投資信託も増えているそうだ。


信託報酬の年率だが、各種指数と連動することを目指す「インデックスファンド」は低く、利益を追求する「アクティブファンド」は利率が高い傾向にあるようだ。これは、アクティブファンドは利益を出すために市場のリサーチや積極的に売買を行うため経費がかかるのが理由らしい。


インデックスファンドとアクティブファンドの違いは……


インデックスファンド

《「インデックス」は平均株価指数、「ファンド」は投資信託のこと》証券投資信託の一種。ファンドの基準価格が、平均株価指数に連動して値動きするように運用を行うもの。国内株であればTOPIX(東証株価指数)、日経平均株価を利用する。

出典: デジタル大辞泉


アクティブファンド

証券投資信託の一種。目標として証券市場の平均値を上回る運用をめざすもの。目標は、国内株であればTOPIX(東証株価指数)、日経平均株価を用いる。指標とする株価指数が対象としている全体の銘柄を購入して運用するインデックスファンドと異なり、運用者が自らの方針で投資する銘柄を決定する。

出典: デジタル大辞泉


となっている。


アクティブファンドの信託報酬が高くなるのは、納得できる理由があるとはいえ、あまり高いとそれだけ利益が減るわけで、もし投資信託を買う場合はここもしっかりチェックしないとダメだろう。


あとは、「信託財産留保額」というものが、解約時に解約代金から差し引かれる。だいたい0.3%程度かかるのが一般的だそうだが、まったくかからないものもあるとのことだ。


運用方法とコストをチェック!

こうして調べてみると、やはり保有コストの高さが投資信託のデメリットといえそうだ。ほかには「現金化にやや時間がかかること」などもデメリットとしてあげられていたが、自分はさほど気にならない。投資なので「元本保証」がないことも認識しておこう。まあ、これは投資の基本中の基本なので、あえていうほどのことではないか(ずいぶん偉そうですねw)。


投資信託を選ぶ際は、コスト面に注意しつつ、自分が投資したい「地域」と「資産」の組み合わせを考えることが第一のポイントとなるだろう。また、インデックスファンドかアクティブファンドかも重要なポイントになりそうだ。調べてみると、著名な投資家や経済評論家でも意見が割れている。ここは自分でしっかり考えて決める必要がありそうだ。


今回、しっかり調べたことで、漠然とした知識しかなかった投資信託について、理解を深めることができた。まだ、ETFやリートについて調べてないので結論ではないが、株式やFXの前に投資信託に資金を回したほうがいいような気もしてきたぞ(優柔不断)。



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