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第2話 株ってどこで買えるの?

(写真=RomanR/Shutterstock.com)


目次[非表示]

  1. 1.考えたこともなかった投資
  2. 2.投資の基本はやはり“株”
  3. 3.証券口座はネット証券で開くのが主流

考えたこともなかった投資

前回:突然の人事異動。投資はじめました第一話はこちら

企画制作部(通称クリエイティ部)に異動した自分は、「初心者向けの投資教育コンテンツ」に携わることになった。
上司からの最初の課題は「企画案50の提出」と「投資の意味」を考えること。

そもそもなんで投資したことない人間に頼むんだ。
あ、あえてか。

企画案はとりあえず後回しにして、まずは投資の意味を考える。言われてみれば確かに不思議な言葉だ。資金を投げちゃったら損するよね。

というわけで調べてみた。Google先生に聞けば、なんでも教えてくれる。本当に便利な時代だ。

 とう‐し【投資】 の意味 

 利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。「土地に―する」「若いピアニストに―する」

 経済学で、一定期間における実物資本の増加分

出典:デジタル大辞泉

わかったような、わからないような内容だが、資金を投げる(throw)のではなく、投下(invest)するということのようだ。

投資の基本はやはり“株”

(写真=Sean Pavone/Shutterstock.com)

ずっとしゃべっている関西人のニシカワ先輩は話しにくくはないが、こちらの相談になかなか乗ってもらえない。

「インバウンドって言えば関西。関西人って気持ちが開国しているからさ。なんでかって?昔、ヒゲ生えた外国人はみんなバースって呼んでたしね。あははは~」

誰ですか。バースって。

「そういえば資を投げる件ですが、調べましたよ。投げ捨てる話ではありませんでした」

一方で、「投資といえば、やっぱり株ですよね」と話に割り込んでみた。

「株は餅。伸びるよ~」

そのくだり聞きました。

聞けば先輩は株を10銘柄ほど持っているらしい。20代なのに。関西人はインバウンドのおかげでお金持ちなのか。

実は我が家では株はご法度とされていた。おばあちゃんがとある公開株で大損したらしく、「株はいかん。絶対駄目だ。だまされる」と口を酸っぱくして言われてきた。

が、ここは仕事。とりあえず行ったことのない証券会社の窓口を訪ねてみた。

「いらっしゃいませ、ご用件はなんでしょうか?」

笑顔の奥に光る目の女性。株価大変動の日だったらしくロビーには年配者が必死に画面を見る姿が。こ、こ、怖い。これは完全に場違いだ…。

証券口座はネット証券で開くのが主流

「すいません、間違えました」

証券会社から逃げ帰り、社に戻った自分は、再びGoogle先生に教えを請う。

株の売買には証券口座の開設が必要なこと。今の時代、店舗を持たないネット上の証券会社が主流であることを知る。ネット通販などと同じで、店舗の維持運営費や人件費がかからない分、手数料などが安いので人気らしい。

そして、証券口座には「特定口座」「一般口座」「少額投資非課税制度(NISA)」の3種類があることもわかった。そういえばNISAって数年前からよく聞く言葉だ。

「先輩はNISAで運用しているんですか?」覚えたての用語でさっそく質問してみる。

「NISAで運用しているのは一部だよ。そもそもNISA口座は1年でひとつの証券会社にしか作れないし、非課税投資枠は年間120万円までだからね」流石だ。

そんなこと今まで誰も教えてくれなかった。投資どころか経済の話も誰も教えてくれたことなんてない。

「NISAは、国が預金を投資に回してほしいからやっている制度。一般的に株価が上がると企業の財務状況がよくなり、設備投資に資金を回す余裕がでて経済全体が好転する。また、消費者の立場でも持っている株の価値が上がり、見かけ上の資産が増える。この二つの軸で消費が増えて経済が好転するって寸法だよ」と先輩。

ふむふむ。そうやって経済が回っているのか。

「先輩、誰から教えてもらったんですか?」

そこへ上司が現れた。

「自分で考えて、学ぶんだよ。生き方まで教えてもらったら面白くないだろう」

す、すいません。多少、話が大きすぎじゃありませんか…。

だいたいのことはわかったので、とりあえずネット証券に資料請求してみることにする。

次回へ続く

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※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
 実在の取材などでご協力いただいた皆様については、許諾いただいた場合に限り、実名でご登場いただきます。
 フィクションとしてお楽しみいただきつつ、皆様の資産形成にお役立てください。


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