第1話 投資って何だろう?


目次[非表示]

  1. 1.初めての人事異動
  2. 2.ちょっと変わった上司と先輩

初めての人事異動

この4月で社会人4年目になる。
自分で言うのもなんだが、全部が平均的で凡庸、人に言えるスキルも特技もない。

社会のルールを学び、与えられた仕事は人並みにこなしてきた自負はあるが、成長したのかと聞かれるとハッキリ「はい」と答えられるほどの自信はない。20代のベンチャー社長をうらやましく見ないこともないが、自分には出来ないと諦めている。手堅く、依頼されたことをこなすのが当然なんだと“思い込”んでいる。

そんな私が初めて人事異動の内示を受けた。
新規事業の部署への異動。上司によれば、なんでも人事が若手社員の配属を検討していて、なんと自分に白羽の矢が立ったらしい。

「お、お世話になりました」

上司に挨拶をし、内示の続きを聞く。

すると上司は「俺は止めたんだ。必死に!」

「よくがんばってくれていたのに残念だ」

「でも社長直々の話みたいだ。がんばってくれ」

かけられた言葉を、どうとらえてよいかわからない。
実は上司とは入社以来話すのは年に数回。褒められたことも怒られたこともなかった。
代わりはいるってことだろうなあ。

ちょっと変わった上司と先輩

(写真=Rawpixel.com/Shutterstock.com)

異動先は、会社のWeb企画制作部門。その名も企画制作部(通称クリエイティ部)。メンバーはオオタ部長と、ニシカワ先輩のふたり。

部長は40代なかばだが、最年少で部長に昇進したやり手。しかも執行役員という、いわゆるデキる人。身だしなみはこぎれいで、まあ若作りかな。

先輩は、3年上で現在29歳。ハイトーンボイスでよくしゃべる、よく食べる関西人。流石商人の町出身。お金大好きと公言している。

「餅も株価もよく伸びまっせ~、あははは~」

正直、苦手なタイプである。
異動の挨拶に行くと、オオタ部長の第一声は笑顔で「チームでWebサイトを運営している。そこの業務をよろしく」だった。
あまり多くは語らず、先輩とは正反対。
でも言葉少なにオーダーはきついと聞いたことはある。

「はい、ご期待に添えるようがんばりますので、よろしくお願いします」と普通に返す。普通にしか返せないんだけど。

「ありがちなんだけどさ。若手が投資を始めるような初心者目線の教育コンテンツつくるからお願いね」とニシカワ先輩から。

「か、かしこまりました」

投資って株とかでしょ。やったことないなあ。年配者とかお金持ちがやるもので縁遠いのよね。
また、オオタ部長から「まずは企画案考えて。そうだなぁ。あさってまでね。週1更新で1年分だから50案作ってね」とのご指令。

「はい!? 50案ですか…。何をどう作ればいいんですか?」

「自分で考えてよ。うちは人がいないから若くても自発行動してもらわないと困るのさ」と。

突然イチからすべて考えろと言われましても…。

「あーそうだ。投資のそもそも、'資を投げる'の意味も考えてね」

必要かどうかさえわからないオーダーも。

うーん。この上司…。

次回へ続く

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※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
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 フィクションとしてお楽しみいただきつつ、皆様の資産形成にお役立てください。



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