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クラウドファンディングを活用して地方創生~1日1万円で貸切にできる古民家宿を奄美大島にオープンする~②

プロジェクトページはこちら
https://camp-fire.jp/projects/view/79246

現在進行形で購入型クラウドファンディングを活用し、「奄美大島で1日1万円で貸切にできる古民家宿をオープンする」プロジェクトに取り組む吉田寛氏に、お話を伺った。前編ではプロジェクトの概要や魅力を掲載。

⇒前編はこちら

今回、後編ではクラウドファンディングを活用する際の目的や課題、クラウドファンディングを活用して地方創生に取り組むメリットを掲載する。


目次[非表示]

  1. 1.プロジェクトの立ち上げにクラウドファンディングを活用した理由とは?
  2. 2.昨今拡大しているクラウドファンディング市場。実際の反響は?
  3. 3.投資を募るにあたって大変な事は?
  4. 4.今後の展望
  5. 5.まとめ
  6. 6.プロジェクトページ

プロジェクトの立ち上げにクラウドファンディングを活用した理由とは?

吉田氏:
クラウドファンディングを選んだ理由は三点あります。

一つ目は、ご存知の通り資金調達です。水周りの工事費やリフォームの費用から逆算して90万という目標金額を設定しましたが、90万円で全ての費用をまかなえるかといったらそうではないです。それでも0からスタートするより格段に走り出しやすいですよね。

二つ目は、拡散・広報効果です。様々な方がサイトを訪れて、プロジェクトに興味を持ってくれた方がSNSなどで拡散してくれる。自分1人の力を超えた広報効果を発揮できました。拡散によって支援者が増えることも狙っていましたが、まず佐仁という地区を多くの方に知ってもらえる、それだけでもクラウドファンディングを活用した価値があると考えています。

三つ目は、反応を伺えるということです。このプロジェクトについて世の中の人がどういう反応を示すのか知ることができます。90万円を実際に集めることができれば、集めることができたと言う実績ができ、移住者を増やすというゴールを見据えたとき、次の一手を打つ際に自分を後押ししてくれます。

私の中では一般的にいわれている資金調達としての活用よりも、二つ目、三つ目の理由の方が大きいです。特に二つ目の拡散・広報効果についてが一番の狙いだったので、金額設定は高くしすぎないようにしました。

昨今拡大しているクラウドファンディング市場。実際の反響は?

吉田氏:
想像以上のものでした。見ず知らずの人がプロジェクトを支援してくれて、さらにその人がそれぞれのコミュニティに拡散する。その輪の広がりの大きさと速さには驚くばかりです。また、リターンの物品目当てという支援者の方々は意外にも少なく、プロジェクトへの純粋な共感や奄美大島に行ってみたいという気持ちを持った方が多かったことは当初の考えとは違っていました。

投資を募るにあたって大変な事は?

吉田氏:
クラウドファンディングを活用する際に、自分のページに人を集めるためにはどうすればいいのか常に考えています。自分のことも島のこともよく知らない人にサイトのたった1ページを見ただけでプロジェクトに共感してもらうことは非常に難しい。

ページを開設した当初は目新しさもあってか、多くの人がプロジェクトに賛同してくれて3日間ほどでPVは一気に跳ね上がり支援も十数万円集まりましたが、その後3日間は全くと言っていいほどPVも支援も集まらず低迷しました。その時タイミングよく、Value pressというサイトでプロジェクトが紹介されたことでまたPV数と支援が増えました。その波が落ち着いたころ、活用しているクラウドファンディングのプラットフォーム"キャンプファイヤー"のフェイスブック広告のおかげでまた一気に拡大。おかげで現在は何もしなくても日に数百人の方がページを見てくれるようになりました。この波を如何にして作ることができるかが大事だと感じた一方で、サイトで取り上げられなかった場合のことを考えるとゾッとします。

また、クラウドファンディングが昨今発展しているとはいえ、 興味があっても自発的にプロジェクトページを作ったり、他のプロジェクトに支援する人が少ないのが日本の現状だということを非常に感じました。まだまだクラウドファンディングへの理解は本当の意味では広まっていないのかもしれません。

募集を開始して2週間の間でこうしたことに気付いて様々なアクションをかけたことで、順調に拡散することができ資金も集まっています。しかし、何もせずただ集まるのを待っていたら資金は集まらなかったと思います。"キャンプファイヤー"のサイトには終了間際のプロジェクトというコーナーがありますが、ほとんどが支援50%いかないものばかりです。自分で育てるという感覚がないとうまくいかないなと感じました。

今後の展望

吉田氏:
クラウドファンディングの場合、資金を調達することがスタートラインです。資金が集まってから何をするかが一番大事なのは言うまでもありません。私の場合、来年の4月に宿を開く準備をすることが資金調達後の最初の使命です。さらに、宿がオープンした後は継続的に宿に人が来てくれるようにアプローチする必要があります。先を見据えると、ゴールは島に移住者を増やすことなので、そのための施策も打たなければならない。古民家宿を開いて旅行者を増やす段階から、移住者を増やす段階ではまた大きな壁があることも理解しています。今回の経験を活かして、次はどんなプロジェクトに取り組むか考えつつ、まずは今、このプロジェクトを成功させるために尽力していきます。

(プロジェクトの代表である吉田寛氏)

まとめ

吉田氏が実際にクラウドファンディングを活用して感じたこと、またその根底にある想いは、出資する立場の人も理解しておくべきかもしれない。購入型クラウドファンディングに限らず、出資するということはプロジェクトの一端を担うことともいえる。今回取材した吉田氏も出資者が資金面と広報面で大きな役割を担っているからこそ順調に進んでいる。出資者一人一人がその感覚をもって行動することによってクラウドファンディングもさらなる成長を見せるのではないだろうか?

また、やり方次第ではあるものの、地域の魅力を多くの方に向けて発信し、コアな共感者を得ることができるのは、やはりクラウドファンディングならではの地方創生の手段といえる。そして何より、誰でも、どこにいても地方創生に関わることができることが大きいだろう。地方創生に興味がある方はこうした地域密着プロジェクトを探して投資するのもよいかもしれない。

プロジェクトページ

吉田氏のプロジェクトは現在も支援を募集中。
プロジェクトに共感した方はこちらのサイトへ⇒
https://camp-fire.jp/projects/view/79246

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