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ロボアドバイザーTHEO(テオ)運営 株式会社お金のデザイン 代表取締役社長 中村 仁 氏 インタビュー①

株式会社お金のデザインは、テクノロジーを使ってお金の不安をなくす、という想いの実現のため、「THEO(テオ)」というサービスを2016年に開始しました。使用用途が決まっていない資金を、投資へ促す「THEO」。「THEO」の特徴は、ネット証券のような個人で行う株式投資とは異なり、一人ひとりに合わせた資産運用を提案する点が挙げられます。(※インタビューは2017年6月12日に行われました。内容は取材当時のものです)

一人ひとりに最適と思われる資産運用を提案する「THEO」。そのような「THEO」を開発・提供する、株式会社お金のデザインの代表取締役社長 中村 仁氏に株式会社お金のデザイン創業の経緯や「THEO」の魅力について、お話を伺いました。

目次[非表示]

  1. 1.株式会社お金のデザインとは
  2. 2.株式会社お金のデザイン 創業の経緯
  3. 3.他社と比較した際のTHEOの特徴は?
    1. 3.1.プロファイリング
    2. 3.2.資産配分の判断
    3. 3.3.トレーディング
    4. 3.4.リバランス、リアロケーション
  4. 4.THEOのユーザー層
  5. 5.サービス名の由来

株式会社お金のデザインとは

当社は、2013年ソロモンブラザーズでアジア最年少MD (Managing Director:代表取締役社長)に就任した谷家 衛と、年金基金向けの営業を長年行っていた廣瀬 朋由の二人の創業者によって設立されました。
当社は、金融業界に精通した二人の創業者によって設立され、独自開発した資産運用エンジン(ロボアドバイザー)を元に金融の資産運用の分野にビジネスを展開している会社です。特に、当社が一般個人投資家向けに運用している「THEO」は、お客さまの回答を基に、リスク許容度や最適な資産運用の提案をし、運用するというシステムです。
そういった独自開発の資産運用エンジンを基に、当社では以下の3つの事業を行っています。

1. 個人の資産運用サービスTHEO(テオ)
2. 地域金融機関向けに資産運用エンジンを提供
3. 個人型確定拠出年金iDeCo向けの運用サービスに参入

私たちはこれら全てを一社で行っています。このようなロボアドバイザーの会社は、ベンチャーでは世界中でどこにもありません。

株式会社お金のデザイン 創業の経緯

創業者の谷家 衛はマネックス、ライフネット生命、ほけんの窓口なども手掛けました。そして、今回送り出すサービスは「資産運用」と「年金」です。

私自身は、当社には2016年4月に入社、2017年3月に社長に就任しました。「ここから成長、次なるステージへ」という段階で「人とお金の新しい関係を創る」を新たなミッションとして掲げ、創業者である谷家 衛と廣瀬 朋由が作ってきた世界観をさらに広げていきたいと思います。

他社と比較した際のTHEOの特徴は?

THEOは、最低10万円から投資を始めることができるサービスです。(※2017年8月24日より1万円からに変更)THEOのサービスは、

1. プロファイリング
2. 資産配分の判断
3. トレーディング
4. リバランス・リアロケーション

の、4つの流れを一貫して行い、お客様の投資をサポートします。この流れは、全て自社で独自開発をしています。この4つそれぞれが他社と比較して異なっています。

プロファイリング

最初に、投資を始められるお客様に対して5つの質問をさせて頂き、お客様にあるニーズを当社独自のロボアドバイザーがプロファイリングを行います。(※2017年8月24日からは質問を廃止)
一般のロボアドバイザーはリスクとリターンだけにフォーカスし、資産運用の提案をすることが多いといわれています。

一方、当社はAHP法(Analytic Hierarchy Process 階層分析法)という解析法を用いて、そのお客さまにあったポートフォリオを提案できるようにプロファイリングしています。

AHP法とは、何を評価基準に選ぶかで、その人が本質的に求めているものは何かを導き出すというものです。例えば、ランチを選ぶ時、レストラン「A」「B」「C」「D」があって、評価基準が「早い」「安い」「うまい」とすると、「早い」「安い」の組み合わせだったら、レストラン「A」、などというような形です。

当社のプロファイリングは、数個の質問の裏に、独自のアルゴリズムを組み込んでおります。それによりその人が本当に資産運用に何を求めているのかという、リスク・リターンだけでない、本質を導き出そうとしています。

資産配分の判断

お客様のプロファイリングが終了すると、次はお客様が所有されている資産をどのように配分していくか、決定します。

一般的なロボアドバイザーは、数種類のETF(Exchange Traded Funds:上場投資信託。株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託)など、インデックス型の投資信託を使って資産配分を決める「モダンポートフォリオセオリー」というものを採用しています。

これに対し、私たちは最大30〜40種類のETFで機能別ポートフォリオを作り、機能に合わせて資産配分をしています。

今でいうとアメリカのカルパース(CalPERS)などが、リーマンショック後に採用しているモデルです。231パターンのポートフォリオをお客さまに提示でき、きめ細かい運用をすることで、リスクを抑えながらリターンを高めています。インデックス同士を組み合わせることにより、投資信託の設定をしているのでパッシブ運用ではありますが、投資信託の定義上はアクティブ運用の分類になるようなものです。

トレーディング

最適な資産配分が決定されると、それに基づき、投資を行っていきます。

THEOは、見えないコストをいかにお客さまに負担させないかということにもフォーカスしています。

例えば、一般的にはロボアドバイザー投資の場合、成り行き注文で売り買いを行いますので、ここで、ビットアスクスプレッド(買値と売値の差)が生まれます。

極端にいうと、1個100円で買えるものがあって、98円で買いたい人いるとします。普通は成り行きで出すと100円で買った瞬間に98円になります。私たちとしては、その2円分がお客さまにとってコストと考えています。そこで、このスプレッドが縮小したタイミングで購入することで、お客さまにトレーディングコストを発生させないようにアルゴリズムを自社設計しています。

リバランス、リアロケーション

そして、最後はお預かりしたお客様の資産を守り続けるため、リバランス・リアロケーションを行いながら、お預かり致します。

一般的に、リバランス、リアロケーションは1年に2〜4回行う必要があると言われていますが、私たちはこれを毎月行っています。

リバランスというのは、当初決めた資産配分が変わってしまった時のバランスを整えることです。資産配分にとって一番難しいのが、規律正しく運用し続けることです。昨年であればBREXITや米国大統領選挙があって投資資産の評価が変わることにより、毎月大きく資産配分が変わってしまいますので、リバランスを行い資産配分を調整します。

次にリアロケーションですが、例えば、先のトランプ大統領の当選の時にアメリカ関連株が高騰し、その他の地域が出遅れたということがあります。その時にアメリカを減らしてその他の地域を増やし、全体のバランスを整えるということをしています。

以上の4つの行程を、独自開発のアルゴリズムを利用し、お客様の投資をサポート致します。

THEOのユーザー層

2016年2月16日サービス開始となったTHEOですが、2017年2月13日時点、サービス開始約1年で、無料診断した方が約24万人、その後お申し込みを頂いたのは2万人強となっています。その内の89%が投資ほぼ未経験の方々です。さらに現在、8月7日時点では無料診断体験者は約32万人、実際に運用をされている方も1万3千人を超えました。

THEOは老若男女どなたにやっていただいても遜色のないものですが、ネット完結で行うとなると必然的に若い方が多くなり、現在、お客様の約半数が20〜30代の方です。

ご利用頂いているお客様の特徴は、

・ 男性
・ 金融資産500万円未満の方
・ 資産運用の金額およそ50万円の方
・ 東名阪エリアでお住まいの方

が多く、THEOをご利用頂いております。

また、私たちが「THEOの満足度調査」のアンケートを実施した結果、数ある投資商品の中から、お客様がTHEOを選んで頂いた理由として、最も多かったご意見は以下の3つです。

第1位 マイナス金利時代で銀行預金に頼れない
第2位 自分の求めていたサービス
第3位 年金に頼れないので老後の資金を準備しようと思った

に、なります。

これらを踏まえた私たちの仮説として、THEOのユーザーは、極めて真面目で、将来を憂いており、しかしながら、どうしたらいいかわからない、というような方々が多いのではないか、と思っています。

サービス名の由来

実は、THEOはゴッホの弟から名前をとっています。ゴッホは生前に一枚しか絵が売れなかったというのはご存じの方もいらっしゃると思います。ゴッホの弟であるテオは、画廊を経営して、ゴッホの精神面、そして金銭面で、ずっと彼を支えて続けていました。私たちは、お客さまにとってまさにそういう存在でありたい、という思いから、この名前を名付けました。

お客さまが自分らしく生きる人生を、ゴッホにとってのテオのように、私たちもお金の面でお客様を支えられたらと思っています。(提供元:株式会社ZUU)

>>インタビュー②に続く

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